流星の絆 第9話

「時効当日最後の告白」

　静奈(戸田恵梨香)の後を追った功一(二宮和也)と泰輔(錦戸亮)は、行成(要潤)が間もなく開店させる洋食店の近くにたどり着く。すると行成が現れ、静奈に「アリアケ」のレシピノートを差し出す。静奈が戸神家の書庫に隠してきたはずのノートだった。
　功一は最後の手段として柏原(三浦友和)にこれまでのすべてを話し、助言を求める。柏原は功一たちに犯人逮捕につながるヒントを与え、手段を選んでいる場合ではないと助言する。
　そんな中、静奈から兄に会ってほしいと言われた行成は、待ち合わせの場所へ向かう。そこには顔なじみの功一が待っていた。状況をのみ込めない行成は、すべてを打ち明けられてぼうぜんとする。
　行成の申し出は、もう一度最後の切り札を使って政行にかまをかけることだった。行成も協力するという。意外な申し出に驚く三人だが、時効までの時間がないため、それを受け入れることに。

　功一と泰輔は刑事の扮装で戸神家に乗り込み、DNA鑑定結果が99.9％一致したと政行に告げる。犯人が残した「あれ」と言い続ける行成も含めた三人だが、政行本人が傘だと漏らしてしまった。

　詰め寄る泰輔達。そこへ柏原たちが乗り込んでいく。政行は事の真相という内容を語り出す。レシピは金で買ったものであり、その当日レシピのコピーを受け取るために家に入ったという。既に父と母は殺されており、犯行を行っていないと否定した。

　驚愕する三人。